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イタリア、日本、世界の美術に出会った一日
十数年振りの東京訪問は、たった一日とはいえとても楽しく充実したもので、快晴のなか、蒸し暑い大阪よりも過ごしやすい緑の多い上野で美術三昧してまいりました。

東京・上野 国立西洋美術館『カポディモンテ美術館展』
早朝に東京駅に到着し、電車に乗り上野へ。開館一番に国立西洋美術館に入り、まずは『カポディモンテ美術館展』を観賞。日本にいながらにして、マンテーニャ、コレッジョ、ティツィアーノ、パルミジャニーノ、グエルチーノなどイタリア絵画の巨匠たちの絵と対峙できるのは本当に幸せ。こういったイタリア関連の美術展をどんどん開催して頂きたいものです。(展覧会の感想は次回に)

国立西洋美術館『ハーレム』ルノワール
続いて国立西洋美術館の常設展へ。ロダンの彫刻の間を抜け、2階に上がって驚いた!日本にこれほどの西洋絵画のコレクションがあったなんて。美術好きが聞いてあきれますが、全く知りませんでした。古典もいい絵がいくつかあり、そして印象派の絵が充実しているのですね。印象派の絵には今のところ食指が動かないのですが、素敵だなと思っていたルノワールの『アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)』がこちらの所蔵で、今回目にすることができたのが最大の収穫。また、写真撮影OKなのにも驚きました。

そして、美術館入り口のカポディモンテ美術館グッズ売場で、会期中当ショップのジュエリーとステーショナリーを扱っていただいています。お世話になっているご担当者の方にお目にかかることができ、嬉しいお話を色々とお聞かせ頂いたり、何よりとても素敵に愛情込めて展示販売してくださっていることに、この日一番の感激。

東京・上野 東京国立博物館本館
その後東京国立博物館へ向い、ここで昼食を取ろうと本館入り口の係りの方に「お食事できるところはどこですか?」と尋ねると、「”法隆寺宝物館”にレストランがございますが、お値段がお高めですので、お弁当のようなものでよければ、あちらのフードコーナーでよろしいのでは?」とご親切な若いお兄さん。実は事前に、ここのホテルオークラのレストランで奮発して、と目をつけておいたのですが、まぁ一人やし、そやね、お弁当でえっかとなり、チキンカツ弁当をチンして食べました(ひょっとして、身なりを見てそういわれたのかしら〜!?とほッ)

東京国立博物館『菩薩立像』
東博の本館2階から、日本美術の流れをじっくりと。1階では仏像の美しさに見とれ、そのきめ細やかな細工とほっそりとひかえめな佇まいに心穏やかになります。自分の中に流れる、疑いようのない日本の血を再認識。ここにあるものほとんどは古いもの。それなのに、いまなお斬新さを感じるのがすごい。縄文時代の土器でさえそう感じさせるのですから、きっとそれが本物の美の持つ力なのですね。

その後シャガール展を観ようと予定していたのですが、東博でかなりの時間を過ごし閉館までもう間がないと諦めました。帰りに再度、国立西洋美術館の常設展をもう一回りして閉館まで過ごし、上野から東京駅へ戻りました。

ブリジストン美術館『印象派はお好きですか?』
それからまだ時間があるなぁと考え、東京駅のすぐ近くの『ブリジストン美術館』が夜8時まで開館しているのを知り、行ってみることに。『印象派はお好きですか?』いえ、それほどは...。とはいえやはりいいものはいい。印象派以外にも良い作品があり、いくつかの収穫があり満足。一番はレオナール・フジタこと藤田嗣治の『猫のいる静物画』。これは猫好き必見の絵。藤田嗣治の猫の登場する作品は数あれど、これはその中でも最も愛すべき作品の一つだと感じました。

そして遅い夕食を取り、美術づくしの一日は終了。家族へのお土産を購入し、大阪へと戻りました。とにかく良く歩き、良く観て、良く感動した一日。カンパニリズモの強い大阪人の私ですが、美術に関しては完全に東京に負けた!!東京美術巡り、近いうちにまた実現したいと思います。


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| Ayumi | イタリア美術 | comments(6) | - |
Comment
2010/07/09 11:44 PM posted by: cucciola
Ayumiさま、

こんにちは!
イタリアをあれだけおひとりでご旅行されているAyumiさんが、東京にあまり行ったことがないというのにびっくりしましたが、関西と関東、案外海外より遠いのかもしれませんね。私も大阪は数えるほどしか行ったことがありません。

それにしても、よくこんなに勤勉に周られましたね!
あの細い体で!しかも時代も国境も超えた美術鑑賞、素敵です。

ローマもじとじと暑くて、長時間コンピュータの前に座って読んだり書いたりがしんどくなってきました。
カラヴァッジョの「キリストの捕縛」に描かれたイエスの手についてはようやく調べたので、よかったら読んでやってくださいませ。

お疲れが出ませんように。
2010/07/09 11:48 PM posted by: BB
昨日も、今日も 記事は携帯@P@!
しゅごいでしゅ=〜〜!
今の携帯はすごいのね。
いったい 何歩 歩いたのですか?

でも、ご自分のショップを目で見る事が出来ましたから、沢山の感謝をしたり、一安心したりと盛り沢山の実の在る上京でしたね。

↓ ごめんなさいね!キョロキョロでしたか!
お目にかかれませんでしたが、もしかして、貴重なお時間を、お邪魔する事になったかも知れないから、よかったのかしら? いつかゆっくりと、ワインでも傾けて、お目にかかりたいですね。出来る事なら、イタリアでね。うふん。
2010/07/10 12:12 AM posted by: forchetta
こんばんは、Ayumiさん。

本当に疲れ知らずの貴女!
どんなサプリを摂り、どこのメーカーの靴を履いておられるのでしょうか?
偏平足で外反母趾の私にはとうていできないハードな行程です。ン10年前でも無理〜。

もしかしたら、美しいものを観る力がAyumiさんのパワー源かしらね。
観れば観るほど元気になる、その名もビタミン美(ビー)!
2010/07/11 12:54 AM posted by: Ayumi
cucciolaさん、こんばんは

そうなのですよねぇ、東京まで2時間半で行けるとはいえ、日本は交通費が高いですから、そういう意味でも近いようで遠い東京、なんですね。

そして、本当にたくさんの美術を欲張って観てきました!
でも全く飽きることも、疲れることもなく、最後まで楽しめました。
西洋美には本当に惹かれますが、日本の美もまた格別で。
その辺りもぼちぼちとご報告しますね!また改めてお邪魔致しますね。


BB様、こんばんは

今回は自宅に戻ってからPCでアップしましたよ〜
携帯だと写真が1枚しか掲載できないのです。
でも本当に便利で、旅先のいいおもちゃになっています。

久しぶりの東京、これほど充実した時間を過ごせたのは自分でも驚きです。ジュエリーをインターネットで販売することの難しさをひしひしと感じていたので、こうして実際にお手にとってご覧頂く機会を得、ご好評頂いているのを知り感無量でした。

そして是非是非実現したいです、BB様とイタリアで乾杯を!


forchettaさん、こんばんは

いつもながらハリキリ屋でお恥ずかしいのですが、
私のパワー源は良く食べ、良く寝る、きっとこの2つですね。
靴はですね、すぐに履きつぶしてしまうんですよ...
間違いなく歩き過ぎですね(^^;

そして今回、しっかりと美のビタミン補給して、これで暑い大阪の夏も乗り切れそうです。ビタミン美の効果は絶大ですよ〜forchettaさんも是非お試し下さい!
2010/07/11 3:01 PM posted by: akira
Ayumiさま、お久しぶりにおじゃまいたします。
夏祭りの絵の制作がようやく完成し、20日から当分留守
して10月ごろまで津軽の人になりますが、ビタミン美
の効果で、この夏の暑さをバッチリ乗り切って下さい!

東京に住んでいたころ西洋美術館・国立博物館・ブリジス
トン美術館など、私も大のお気に入りでしたが、本当に
疲れ知らずの充実した美術三昧をなさいましたね!(^^)!
カポディモンテ美術館グッズ売場での感激も何より嬉し
かったことでしょう。あらためてご準備と開催に心から
拍手を送りたいと思います!そして、ショップのジュエリー
とステーショナリーも沢山売れますように♪(^^)v

国立西洋美術館で常設展示されている松方コレクションには
本当に感激しますが、尊敬する松方幸次郎氏について、転記
ですがついでに紹介させて下さいませ。

株式会社川崎造船所社長であった故松方幸次郎氏(1865−
1950)は、1916年から1923年にかけて、私財を投じてパリを
中心にヨーロッパ各地で数千点におよぶ西洋の絵画、彫刻、
工芸品を収集しました。また、西洋の美術作品だけではな
く、当時外国に散逸した日本の浮世絵を収集したことも有名
です。これら約8000点の浮世絵は現在、上野の東京国立博物
館に所蔵されています。松方氏はこれらのコレクションをも
とにして、東京に共楽美術館を設立し、日本で西洋の美術作
品を見る機会を提供しようと考えていましたが、1927年の経
済恐慌によってこの計画は陽の目をみることはありませんで
した。経済状況の悪化によるコレクションの散逸、イギリス
での倉庫火災によるコレクションの消失などによって、現在
では当時の膨大なコレクションの全貌を知ることは不可能で
すが、西洋美術館の松方コレクションは、第二次世界大戦当
時フランスに残され、サンフランシスコ講和条約によって一
旦フランスの国有財産となった後、日本に寄贈返還された絵
画196点、素描80点、版画26点、彫刻63点、合計370点の作品
からなるコレクションのことをさしています。
(西洋美術館のHPより)
2010/07/12 12:44 AM posted by: Ayumi
akira様、こんばんは!

いよいよ、完成ですね。お疲れ様でございました!
お邪魔になってはとご連絡は控えておりましたが、
お元気なようで安心いたしました。今年は長いご帰省ですね。
今回も吉報をお聞かせ頂ける事を楽しみに、
ご成功を心よりお祈りしておりますね。

東京の美術館の充実振りには圧倒されました。
常設展があれほど見ごたえがあって、しかもそれもほんの一部なんですものね。また楽しみが増えました。それもこれもカポディモンテがきっかけ、嬉しいことです。

松方幸次郎氏についてのご紹介もありがとうございます。
有名な松方コレクションですが、これほどのものとは思っていませんでしたので、遅ればせながら目にすることができ、私も感激です。ここは是非また足を運んでみたいですね。

akiraさんもお体にお気をつけて。津軽の夏で完全燃焼を!
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