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石畳にイタリアを懐かしく思う
昨夜久しぶりにゆっくりと、以前録画していた作家須賀敦子さんが見たイタリアを巡る番組をみていると、ローマやミラノ、その他小さな町の映像が映し出され、またまたイタリアが懐かしく戻りたくなって。

ローマの石畳
その中でも無性にイタリアを恋しく感じたのは、なぜか石畳のアップ映像を見たとき。日本ではあまり目にしない、独特の色合いの石畳。雨に濡れるとさらに深い色になって光る石畳。長い年月の重みを受けたでこぼこの石畳。冬、石の冷たさが足元から這い上がってきて、それがイタリアの冬のイメージとなった石畳。雨の日、わだちにできた水溜りに足をとられながら歩く石畳の道。あぁ、またイタリアの石畳を歩きたい。

と、いつものイタリア恋しはこの位にして...先日のローマで、こんな場面に出会いました。

ローマの石畳の張替え
ローマのパンテオンの少し南側で、石畳の敷き直し作業が行われていました。
ローマを歩いていると、ふとこの石畳をミケランジェロやカラヴァッジョたちも歩いたんやろか、なんて想像したりするけれど、そっか、やっぱりこうして少しずつ敷き直ししているんや、となんだか珍しくって写真を一枚とらせていただきました。別行動をしていた母たちもこの現場を見て同じことを思ったようで、この広いローマ、定期的に修復といっても100年に1回くらいかしら?と言っておりましたが、イタリアに来ると100年前も最近のことのように感じます。きっとひどく痛んだところから直しているのでしょう。それでも、カラヴァッジョ等がローマで過ごし、ローマの道を歩いたことには変わりないですもんね。

修復といえば、以前のニュースで恐縮ですが、先月5月にローマのコロッセオの壁の一部崩壊する事故がありました。(以下、AFPBB Newsから引用)

『9日早朝、円形闘技場の回廊でしっくいの壁が崩落する事故が発生したが、負傷者はでなかった。

事故を受け、ローマなどの遺跡を監督するロベルト・チェッキ(Roberto Cecchi)氏は記者団に対し、大規模な修復作業プロジェクトよりも「メンテナンスが必要」と述べ、修復費用の5〜8%を定期的な状態の監視にまわすべきだと提案した。

チェッキ氏は、「メンテナンスは知識と愛情の行為、愛の行為だ」と語り、コロッセオ内部の書店とトイレを建造物の外部に移設することや、来場者数を現在のレベルに抑えることもあわせて提案した。

 ローマ市当局とイタリア文化省は現在、チェッキ氏のチームが実施するコロッセオ修復作業にかかる2200万ユーロ(約25億円)の費用を支援するスポンサーを探している。

 コロッセオは、西暦80年にローマ皇帝ティトゥス(Titus)治世下で建造され、剣闘士の戦いなどさまざまな催しに使用された。』

修復費用2200万ユーロ(約25億円)!といっても、世界中の観光客が集まるコロッセオ。スポンサーもすぐに見つかるように思うのですが。なにより監督の言葉「修復よりも愛情そそぐべき」の表現が印象的。やっぱりイタリア人ってロマンチストだわ。


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| Ayumi | イタリア旅行 | comments(5) | - |
Comment
2010/06/22 12:23 AM posted by: akira
お久しぶりでございます。
コロッセオ修復作業のスポンサーになりたいな・・・
気持ちだけなら「なる!」と言いたいです(^^ゞ
私も、石畳に美を感じ、何度かカメラを向け、コロッセオ
に近い道路脇の修復(補修?)作業にも遭遇したのを思い
出しました。(ふる里の夏祭りに向けた制作の仕事に専念中
で、完成後に帰省のためしばらくまた留守になりそうですが)
皆さまとともに、いつも応援いたしております!!
2010/06/22 7:30 AM posted by: shinkai
こんばんは! 石畳、そうですね、Ayumiさんのおっしゃる気持ちがよく分かります。 焦れる気持ちも。 私自身、そうでしたから。
こうしてインターネットで即繋がる時代でも、実際に移動するにはまだまだ遠く、文化自体、生活自体が違いますものね。
でも、逆に遠いからこそ、良いのかも! 違うからこそ、良いのかも! です。
また、お出かけ下さい! ヴェネトにも!
2010/06/22 10:10 PM posted by: BB
ほ〜〜んと、懐かしいわ〜。この石畳。
パカパカと小気味の良い馬車の音が聞こえてきそうですものね。

でも、今回の旅、ジジは足に豆が出来て、この石畳が辛かった様です。帰国して、アスファルトの道を歩いていると「あ〜〜〜ラクチン」と の賜っています。我が家のお殿様は。ウフ。

akira様 暑いですので、ご自愛下さいませね。
Ayumi様共々、お仕事に頑張って下さい。(な〜〜んも仕事をしていないBBより。)
2010/06/22 11:09 PM posted by: akira
BB様お懐かしゅうございます。
うれしいお気づかいありがとうございます。
BB様もお殿様共々御身ご大切にお過ごし下さい。
ふる里の暑さを吹っ飛ばし、祭りで熱く燃えてまいりますが
Ayumi様のお仕事のご成功をお祈りしながら、津軽からパワー
を送りますネ!!
2010/06/24 12:33 AM posted by: Ayumi
akiraさん、こんばんは!

その後順調に絵の完成にむけて、創作に没頭していらっしゃるんだろうなと思っておりました。少しずつ近づいてまいりましたね、今年の熱い夏が。わたくしもいつも応援いたしておりますよ〜
私も気持ちだけはスポンサーになりたいです。でも、意外と日本がスポンサーになったりして。システィーナの例もありますものね。
そして、石畳にも美を感じる我々はすっかりイタリアマニア?
またイタリアの風景の中、石畳をとことん歩きたいですね。


shinkaiさん、こんばんは!

そうですか、shinkaiさんもそう思われたことがあるのですね。なんだか嬉しいです。
他にもヨーロッパの石畳を歩きましたが、何故か恋しく思ったのはイタリアだけ、何度でも歩きたいと思ったのはイタリアだけ、なんですよ。この熱中振り、恥ずかしいけれど理屈抜きなんです。今は遠いけれど、きっとそのうち...と望みはつきません。
はい、近いうちにまたイタリアへ、ヴェネトへ!まいりま〜す。


BB様、こんばんは!

パカパカとお馬が!?
BB様のイタリアはなんだか中世に迷いこんだようですね。
ハードに歩く私は、この石畳をヒールで歩くのは不可能。歩きやすい靴で闊歩いたしましたよ〜

そして、お殿様はお疲れも取れ、健やかにお過ごしのことと存知ます。奥方様は、帰ってからがお忙しいこととお察し致します。どうぞお疲れ出ませんように、ご自愛下さいませね。私も毎日楽しみながら頑張ってます♪
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