石畳にイタリアを懐かしく思う
2010.06.21 Monday 21:02
昨夜久しぶりにゆっくりと、以前録画していた作家須賀敦子さんが見たイタリアを巡る番組をみていると、ローマやミラノ、その他小さな町の映像が映し出され、またまたイタリアが懐かしく戻りたくなって。

その中でも無性にイタリアを恋しく感じたのは、なぜか石畳のアップ映像を見たとき。日本ではあまり目にしない、独特の色合いの石畳。雨に濡れるとさらに深い色になって光る石畳。長い年月の重みを受けたでこぼこの石畳。冬、石の冷たさが足元から這い上がってきて、それがイタリアの冬のイメージとなった石畳。雨の日、わだちにできた水溜りに足をとられながら歩く石畳の道。あぁ、またイタリアの石畳を歩きたい。
と、いつものイタリア恋しはこの位にして...先日のローマで、こんな場面に出会いました。

ローマのパンテオンの少し南側で、石畳の敷き直し作業が行われていました。
ローマを歩いていると、ふとこの石畳をミケランジェロやカラヴァッジョたちも歩いたんやろか、なんて想像したりするけれど、そっか、やっぱりこうして少しずつ敷き直ししているんや、となんだか珍しくって写真を一枚とらせていただきました。別行動をしていた母たちもこの現場を見て同じことを思ったようで、この広いローマ、定期的に修復といっても100年に1回くらいかしら?と言っておりましたが、イタリアに来ると100年前も最近のことのように感じます。きっとひどく痛んだところから直しているのでしょう。それでも、カラヴァッジョ等がローマで過ごし、ローマの道を歩いたことには変わりないですもんね。
修復といえば、以前のニュースで恐縮ですが、先月5月にローマのコロッセオの壁の一部崩壊する事故がありました。(以下、AFPBB Newsから引用)
『9日早朝、円形闘技場の回廊でしっくいの壁が崩落する事故が発生したが、負傷者はでなかった。
事故を受け、ローマなどの遺跡を監督するロベルト・チェッキ(Roberto Cecchi)氏は記者団に対し、大規模な修復作業プロジェクトよりも「メンテナンスが必要」と述べ、修復費用の5〜8%を定期的な状態の監視にまわすべきだと提案した。
チェッキ氏は、「メンテナンスは知識と愛情の行為、愛の行為だ」と語り、コロッセオ内部の書店とトイレを建造物の外部に移設することや、来場者数を現在のレベルに抑えることもあわせて提案した。
ローマ市当局とイタリア文化省は現在、チェッキ氏のチームが実施するコロッセオ修復作業にかかる2200万ユーロ(約25億円)の費用を支援するスポンサーを探している。
コロッセオは、西暦80年にローマ皇帝ティトゥス(Titus)治世下で建造され、剣闘士の戦いなどさまざまな催しに使用された。』
修復費用2200万ユーロ(約25億円)!といっても、世界中の観光客が集まるコロッセオ。スポンサーもすぐに見つかるように思うのですが。なにより監督の言葉「修復よりも愛情そそぐべき」の表現が印象的。やっぱりイタリア人ってロマンチストだわ。
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その中でも無性にイタリアを恋しく感じたのは、なぜか石畳のアップ映像を見たとき。日本ではあまり目にしない、独特の色合いの石畳。雨に濡れるとさらに深い色になって光る石畳。長い年月の重みを受けたでこぼこの石畳。冬、石の冷たさが足元から這い上がってきて、それがイタリアの冬のイメージとなった石畳。雨の日、わだちにできた水溜りに足をとられながら歩く石畳の道。あぁ、またイタリアの石畳を歩きたい。
と、いつものイタリア恋しはこの位にして...先日のローマで、こんな場面に出会いました。

ローマのパンテオンの少し南側で、石畳の敷き直し作業が行われていました。
ローマを歩いていると、ふとこの石畳をミケランジェロやカラヴァッジョたちも歩いたんやろか、なんて想像したりするけれど、そっか、やっぱりこうして少しずつ敷き直ししているんや、となんだか珍しくって写真を一枚とらせていただきました。別行動をしていた母たちもこの現場を見て同じことを思ったようで、この広いローマ、定期的に修復といっても100年に1回くらいかしら?と言っておりましたが、イタリアに来ると100年前も最近のことのように感じます。きっとひどく痛んだところから直しているのでしょう。それでも、カラヴァッジョ等がローマで過ごし、ローマの道を歩いたことには変わりないですもんね。
修復といえば、以前のニュースで恐縮ですが、先月5月にローマのコロッセオの壁の一部崩壊する事故がありました。(以下、AFPBB Newsから引用)
『9日早朝、円形闘技場の回廊でしっくいの壁が崩落する事故が発生したが、負傷者はでなかった。
事故を受け、ローマなどの遺跡を監督するロベルト・チェッキ(Roberto Cecchi)氏は記者団に対し、大規模な修復作業プロジェクトよりも「メンテナンスが必要」と述べ、修復費用の5〜8%を定期的な状態の監視にまわすべきだと提案した。
チェッキ氏は、「メンテナンスは知識と愛情の行為、愛の行為だ」と語り、コロッセオ内部の書店とトイレを建造物の外部に移設することや、来場者数を現在のレベルに抑えることもあわせて提案した。
ローマ市当局とイタリア文化省は現在、チェッキ氏のチームが実施するコロッセオ修復作業にかかる2200万ユーロ(約25億円)の費用を支援するスポンサーを探している。
コロッセオは、西暦80年にローマ皇帝ティトゥス(Titus)治世下で建造され、剣闘士の戦いなどさまざまな催しに使用された。』
修復費用2200万ユーロ(約25億円)!といっても、世界中の観光客が集まるコロッセオ。スポンサーもすぐに見つかるように思うのですが。なにより監督の言葉「修復よりも愛情そそぐべき」の表現が印象的。やっぱりイタリア人ってロマンチストだわ。
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