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【NOVECENTO】海の上のピアニストを読む
先日イタリアから届いた封書に、プレゼントとして入っていた一冊の本。
表紙に大型客船が描かれているその本のタイトルは、【NOVECENTO】

【NOVECENTO(海の上のピアニスト】
本を目にした瞬間、ティム・ロス演じる主人公が船の揺れに任せて、床を滑るピアノと一体となり音楽を紡ぎだす映画のシーンが甦った。あの映画を観たのはいつ頃?思い出せないほど遠い昔のように感じる...

その記憶のかなたにある映画は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の1998年の作品、【海の上のピアニスト】(伊題”La leggenda del pianista sull'oceano”)。この本はその映画の元となったアレッサンドロ・バリッコ作のひとり芝居のためのモノーロゴ(moonologo 独演脚本)。早速本を開いてみたら、その美しい文章に夢中になり、一気に読み進めた。といっても、私のイタリア語のこと、全て理解出来るわけではない。でも辞書を引くことで、その語りを止めてしまうのがなんだかもったいなかった。彼は語る。船の上で生まれ、船の上で育ち、そして海の上でピアノを弾く一人の男のことを...

読み終えた今、現実から離れて余韻に浸る。もう一度あの映画を観たい、そしてこの脚本の演劇を観てみたい。では、いったい誰が演じる?これはとても難しい、この役を演じられる役者はきっとたいした役者に違いない。そんなことを考えながら、さてまた現実の世界へ戻るとしよう。


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| Ayumi | イタリア関連書籍 | comments(3) | - |
Comment
2010/06/15 4:22 AM posted by: cucciola
Ayumiさま、

こんばんは!完読、おめでとうございます!
私も語学学校時代に「Novecento」を読まされた記憶がありますが、やはり文学を味わうのは難しいですよね。
ただ映画の出来が大変良いので、あのシーンを思い浮かべながら読むのは素敵かもしれません。本が薄いわりに映画はけっこう長かった記憶もありますが。

お仕事が忙しいのにイタリア語まで読まれて、本当に心から尊敬いたします。
お体を壊さないようにまたがんばってくださいね!
2010/06/15 10:59 PM posted by: forchetta
Ayumiさん こんばんは!

実は私もこの本を・・・読みましたではなく
持っています。
どなたかが推薦されていて本屋さんから購入したのですが、
まだ2ページほど進んだだけで、足踏みしています。

私には気にいった本を買って最初を読んだら一旦置いておく、という悪い癖(または、ストレス解消?)があるみたい。
そして、どんどん読みかけの本がたまっていくのです。

大活躍する「栞」を差し替えるのもなんだか嬉しい、という
非効率的な読み方をしているので、完読できるAyumiさんが
とってもうらやましいです。
私が最近完読できたのは1500語で読む簡単な短編物くらい。

やはり文章を理解するのが難しいから、進まないのかとも思いますが、あきらめないでぼちぼち読み進める気持ちは、
たっぷりあるので(なかなかの根性でしょ?)
電子辞書をお供に、がんばりますね。
2010/06/16 12:30 AM posted by: Ayumi
cucciolaさん、こんばんは!

ありがとうございます。珍しくこの本は完読できました。
cucciolaさんは語学学校でこの本を?それは納得、確かにこれは学習本としても適切ですね。ページも62ページと丁度良いヴォリュームでした。
私が読むイタリア語本はいつも美術関連ばかりで、こういった文学はとても新鮮で読み易かったです。描写も美しいなぁと思ったり。

幸いといいいますか、長い通勤時間中に本は結構読めるんですよ。
といっても気づくとウトウト...ということが多いのですが。
しばらく美術の話題から遠ざかっていますが、cucciolaさんや皆様の記事で楽しんでいます。またお邪魔いたしますね!


forchettaさん、こんばんは!

はい、その癖は私もです!
最初かじってあとは、本棚の飾りに...これはやっぱり学習本に多いようです。話に興味が持てないと、いくら勉強のためといえなかなか進まないもので。

でもこの「Novecento」は、やはり映画を観て大体のストーリーを覚えているからか、すぐに読みきることができました。辞書を引きたい欲求もありましたが、そこは勢いで。
Piano piano、forchettaさんも「Novecento」を読み進めて下さいね。

それにしても、この”読む力”と同じくらい”話す力”が欲しいなぁと思います。読む・書く・聞く・話すの中で、話すのが一番苦手で...否が応でも考えを伝えなきゃいけない環境を作りたい。来年はそれが目標です♪
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