ローマ劇場〜サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会のモザイク
2010.02.23 Tuesday 23:15
前回に続き、トラステヴェレにあるサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会を。内部に入るまでに、すでに味わい深いロマネスクのキリスト教美術を堪能した我々ですが、中に入ると再びその重厚な芸術への驚きに包まれます。

バジリカ様式の教会に入るとまず眼を奪われるのが天井。珍しいデザインの格子天井、その中央に描かれているのは、ドラマティックなドメニキーノ作【聖母被昇天】

そして朝の光がたっぷりと差し込むこの時間、キラキラと輝くモザイクに誘われ、奥へと進みます。アプシスに描かれた表現豊かなモザイクをアップで観てみると...

中央には金色に輝く【聖母子と諸聖人】が。この衣の表現は見事、特に聖母の衣装のデザインが非常に凝っていますね。玉座の宝石の描写も美しい、とても荘厳なモザイク画です。あとで本を読んで気づきましたが、キリストの手が聖母の肩にかけられているのですね。まるで守られるようなその仕草、そして若々しい聖母マリアはまるで妹か娘のように見えます。

このビザンチン風モザイクをさらに詳細に見ていくと、聖母子の頭上に描かれた図柄がなんとも面白い。これは何を表現しているのか?非常に抽象的ですが、なかなかユニークです。この辺りはこれからじっくりと調べてみたいところ。

そして、教会のモザイクによくみられるのがこの羊の絵。ここではキリストと12人の弟子を表していますが、この羊たちがいつも固い宗教画にほのぼのとした雰囲気を醸し出すのです。でもこうしてようく観てみると、結構分別顔なのですね。

さらにその下の部分と勝利門には【マリアの生涯】が表現されています。これは13世紀のピエトロ・カヴァッリーニ作で、チマブーエやジョットの絵画を彷彿とさせる描写力。実際彼らの世代に大きな影響を与えたとか。
また後陣の左奥にある礼拝堂には、7世紀の貴重なイコンが残されています。
さて、荘厳なモザイクを堪能したら、再びトラステヴェレの町へと歩き出します。
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バジリカ様式の教会に入るとまず眼を奪われるのが天井。珍しいデザインの格子天井、その中央に描かれているのは、ドラマティックなドメニキーノ作【聖母被昇天】

そして朝の光がたっぷりと差し込むこの時間、キラキラと輝くモザイクに誘われ、奥へと進みます。アプシスに描かれた表現豊かなモザイクをアップで観てみると...

中央には金色に輝く【聖母子と諸聖人】が。この衣の表現は見事、特に聖母の衣装のデザインが非常に凝っていますね。玉座の宝石の描写も美しい、とても荘厳なモザイク画です。あとで本を読んで気づきましたが、キリストの手が聖母の肩にかけられているのですね。まるで守られるようなその仕草、そして若々しい聖母マリアはまるで妹か娘のように見えます。

このビザンチン風モザイクをさらに詳細に見ていくと、聖母子の頭上に描かれた図柄がなんとも面白い。これは何を表現しているのか?非常に抽象的ですが、なかなかユニークです。この辺りはこれからじっくりと調べてみたいところ。

そして、教会のモザイクによくみられるのがこの羊の絵。ここではキリストと12人の弟子を表していますが、この羊たちがいつも固い宗教画にほのぼのとした雰囲気を醸し出すのです。でもこうしてようく観てみると、結構分別顔なのですね。

さらにその下の部分と勝利門には【マリアの生涯】が表現されています。これは13世紀のピエトロ・カヴァッリーニ作で、チマブーエやジョットの絵画を彷彿とさせる描写力。実際彼らの世代に大きな影響を与えたとか。
また後陣の左奥にある礼拝堂には、7世紀の貴重なイコンが残されています。
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