ローマ劇場〜サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会
2010.02.20 Saturday 23:57
今日からいよいよローマのScuderie del Quirinaleで、カラヴァッジョ展が始まります。次回の訪伊では、折角なのでこの展覧会訪問を予定に入れていますが、さてどうなりますか。会期は2010年6月13日まで。
ローマを思い出したついでに、久しぶりに街めぐりを。
数回にわけて、トラステヴェレ地区にあるいくつかの教会をご紹介してまいります。
まずはテルミニ駅からバスH番に乗り込み、車窓からヴェネツィア広場の大仰な記念堂を仰ぎ、マルチェッロ劇場の古き美しき姿を眺めながら、テヴェレ川を渡ります。そして着いたところがトラステヴェレ。ソンニーニ広場でバスを降り、ツタの絡まる秋を感じる風景の中、西の方向へ歩いていくと、広場へ出ます。眼に飛び込んできたのは、印象的な噴水と、今まさに朝日を浴びようとする教会のファサード。朝一番のサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会の清々しい姿です。

この教会の創建はなんと4世紀。但し、現存の建物は12世紀に再建されたものだそうです。それでももう800年以上、こうしてこの場所に佇んでいるのですね。

なんといってもファサードが個性的。12世紀モザイクのフリーズ『玉座の聖母子』は、ランプを持った聖女が5人ずつ、聖母子を祝福するように左右を囲んでいます。とても温かみのある図像で、一目で好きになりました。上部破風部分にはフレスコ画が描かれているようですが、こちらは残念ながらかなり痛みが激しいようです。

そして教会の背後に堂々とした姿でそびえる鐘楼も、この教会建築の調和には欠かせません。ロマネスク様式の、どことなく異国的な雰囲気も漂う鐘楼にも小さな聖母子像が。ちゃんと小さな雨よけが付いているところが、なんとも微笑ましいのです。

そしてこの柱廊玄関をくぐると、教会の壁のレリーフに惹きつけられます。これらはいつの時代のものなのか、古代?あるいは中世のもの?所狭しと飾られたたくさんのレリーフ、なんとまぁ素敵な味わいがあるのでしょうか。

そのあくまで素朴な表現は一つ一つ眺めても、飽きることがありません。
とはいえ、まだまだ観るべきものがたくさんあるこの教会、先へ進むとしましょう。
次回は教会内部をご紹介いたします。
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ローマを思い出したついでに、久しぶりに街めぐりを。
数回にわけて、トラステヴェレ地区にあるいくつかの教会をご紹介してまいります。
まずはテルミニ駅からバスH番に乗り込み、車窓からヴェネツィア広場の大仰な記念堂を仰ぎ、マルチェッロ劇場の古き美しき姿を眺めながら、テヴェレ川を渡ります。そして着いたところがトラステヴェレ。ソンニーニ広場でバスを降り、ツタの絡まる秋を感じる風景の中、西の方向へ歩いていくと、広場へ出ます。眼に飛び込んできたのは、印象的な噴水と、今まさに朝日を浴びようとする教会のファサード。朝一番のサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ教会の清々しい姿です。

この教会の創建はなんと4世紀。但し、現存の建物は12世紀に再建されたものだそうです。それでももう800年以上、こうしてこの場所に佇んでいるのですね。

なんといってもファサードが個性的。12世紀モザイクのフリーズ『玉座の聖母子』は、ランプを持った聖女が5人ずつ、聖母子を祝福するように左右を囲んでいます。とても温かみのある図像で、一目で好きになりました。上部破風部分にはフレスコ画が描かれているようですが、こちらは残念ながらかなり痛みが激しいようです。

そして教会の背後に堂々とした姿でそびえる鐘楼も、この教会建築の調和には欠かせません。ロマネスク様式の、どことなく異国的な雰囲気も漂う鐘楼にも小さな聖母子像が。ちゃんと小さな雨よけが付いているところが、なんとも微笑ましいのです。

そしてこの柱廊玄関をくぐると、教会の壁のレリーフに惹きつけられます。これらはいつの時代のものなのか、古代?あるいは中世のもの?所狭しと飾られたたくさんのレリーフ、なんとまぁ素敵な味わいがあるのでしょうか。

そのあくまで素朴な表現は一つ一つ眺めても、飽きることがありません。
とはいえ、まだまだ観るべきものがたくさんあるこの教会、先へ進むとしましょう。
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