■ Search

■ Category
■ Latest Entry
■ Recent Comment
■ Archive
『THE ハプスブルク』へ行ってきました
京都国立博物館で行われている『THE ハプスブルク』の美術展に行ってまいりました。
平日だったためか、さほど混雑もしておらず、じっくりと好きな作品を観ることができました。展示絵画についてはゆっくり書きたいと思いますので、今回は取り急ぎの感想文です。

『THE ハプスブルク展』京都国立博物館
『THE ハプスブルク展』京都国立博物館
会期 2010年1月6日〜3月14日

昨年、東京の国立新美術館で始まったこの展覧会、ようやく関西へやってきました。2009年、日本とオーストリア・ハンガリー二重帝国国交140周年を記念して行われたこの美術展。ウィーン美術史美術館とハンガリーのブダペスト国立西洋美術館からの出展です。

『日本オーストリア交流年2009』記念切手
こちらはその140周年記念切手、結構お気に入り&好評です。

この2つの美術館に収蔵された美術品を収集・所蔵したのが、かのハプスブルク家。私はあまりこの帝国に詳しくないので詳細は書けませんが、彼らは主に完成されたもの、成熟したものを好んだそうです。ゆえに、初期イタリアルネッサンス絵画への関心は薄く、主に盛期〜後期ルネッサンス絵画、そしてヴェネツィア派絵画、フランドル絵画、バロック絵画を愛好したといいます。

私がウィーンを訪れたのはかれこれ十数年前。当時は今のように美術に関心もなく、美術史美術館では有名なブリューゲルの『バベルの塔』、そしてクリムト絵画を観て満足したことを覚えています。後になって、そのヴェネツィア派絵画の充実振りに気づき、今は是非再訪をと願っています。そして、今回の展覧会にはティツィアーノ4点を含む、イタリア絵画27点が出展されていて、大変満足。このセクションだけでかなり楽しめました。

やはり一番嬉しかったのが、以前我がブログで取り上げたティツィアーノ作【イザベッラ・デステの肖像画】が観られたこと。予備知識なしで訪れたので、わぁ、これも来ていたの!と驚き、嬉しくなりました。ブログとはいえ、やはり書くには色々調べるわけで、自然とその絵に愛着がわくようです。そしてもう一つ、ジョルジョーネの作品が2点。抑えた色調の人物像の中に漂う叙情性、これは驚異的です。

ジョルジョーネ【フランチェスコ・マリア・デッラ・ローヴェレの肖像】
ジョルジョーネ【フランチェスコ・マリア・デッラ・ローヴェレの肖像】

しつこいようですが、生地カステル・フランコで行われている『ジョルジョーネ展』、ほんまに行きたかった!!

絵画のお話は次回にするとして、今回工芸品で素晴らしいものがいくつか展示されていました。その中でも【シャーベット用センターサービス】は、淡い紫色の貝殻のカメオ細工が美しい、とても繊細な作品で、「これ欲しい!」を連発。他の女性陣からも「ステキ〜!」の声が聞かれ、本展の目玉の一つのようです。
もう一つ、【浮彫象嵌細工の掛時計】。銀や貴石をふんだんに使用した豪華な作品ですが、鳥や果物をあしらった意匠がなんとも愛らしく色彩に溢れ、こちらも欲しい!を連発(思うだけですので、お許し下さい!)たっぷり目の保養が出来ました。

『THE ハプスブルク展』京都国立博物館
今回は初めて観る寓意や神話を題材にしたものがいくつかあり、意味を知りたかったので久しぶりに図録を購入しました。昨年のイタリアで美術三昧したはずなのに、すでに西洋絵画に飢えている私。むさぼるように読んでおります。


↓ ポチっ!とクリックお願いします猫

にほんブログ村 旅行ブログ イタリア旅行へ

| Ayumi | イタリア美術 | comments(5) | - |
Comment
2010/02/09 9:35 PM posted by: りゅう家のBB
この切手を 定期演奏会のご案内を投函する時に使いました。綺麗ですよね。

『私がウィーンを訪れたのはかれこれ十数年前。当時は今のように美術に関心もなく』
↑ Ayumiさんがイタリア語を勉強する程、イタリアにハマったのは、何がきっかけだったのですか?
2010/02/10 12:13 AM posted by: shinkai
こんにちは! ハプスブルグ展ですか。
ああ、このジョルジョーネのフランチェスコはまだ少年ですねぇ。 同じ人物を年とともにラファエッロも、ティツィアーノも描いているようですが、何とまぁ違う事、ですね。
悔しがらせるつもりはないのですが、ジョルジョーネ展の良さは、いくつかの有名作品がないにしろ、彼の作品をまとめて見れたのが大変良く、特徴が良くつかめました。
やはり凄い作家ですね、あの静かな深さ、ぼかしの絵はあまり好きではないのですが、彼は別物、という気がしました。
彼に比べると、今月末から始まるチーマ・ダ・コネリアーノは、残念ながらやはり浅いです。

ベラスケスの少女が良いですねぇ!!
2010/02/11 12:15 AM posted by: Ayumi
BB様、こんばんは。
そうそう、きっかけですね。でも一言でこれ!というのは難しいです。昔は色々な国に行って、色んなものを見るのが好きでしたのですよ。それがここ10年はイタリア一辺倒です。
きっと全てが私の好みにはまったのでしょうね。イタリア語を勉強してから、行動範囲や興味の対象も広がってますますイタリアが好きになりました。
でもBB様もここ最近はずっとイタリアへ!では?やっぱり魅力的ですよね、イタリアは。


shinkaiさん、こんばんは!

先日はUnoのイタ猫デビュー、ありがとうございました!

今回、生地のジョルジョーネ展を差し置いて(?)、日本に2点も来ていたので少し驚きました。
ティツィアーノ描く成人のフランチェスコも傑作ですが、この少年の姿は全く違った雰囲気で見事でした。兜の描写も大変美しかったです。
そうですよねぇ、彼の絵をまとめて観られる機会はめったにないのですよねぇ。やっぱり悔しい〜!?
チーマ・ダ・コネリアーノも私は好きですよ。またご紹介ありますか?
是非お願いしまーす!
2010/02/11 10:19 PM posted by: cucciola
Ayumiさま、

こんにちは。
日本滞在中にぜひ行きたかったハプスブルク展、やはり見どころ満載なんですね。
ジョルジオーネとベラスケスが一緒に見れるなんてヨーロッパの美術館と同じレベルですもんね。

このジョルジオーネのフランチェスコ・マリア・デッラ・ローヴェレ像は初めて拝見いたしました。子供のころから不機嫌そうな顔をしていますが、さすがジョルジオーネ、甲冑の光り方まで念が入ってます!

ジョルジオーネは謎だらけだからこそ、これからも新たな発見がありそうで楽しみですよね。
2010/02/13 12:11 AM posted by: Ayumi
cucciolaさん、こんばんは。

そうなんです、とても充実した時間を過ごすことができましたよ。
ほんと!そういわれれば、このフランチェスコ・マリア・デッラ・ローヴェレ、不機嫌そうな顔に見えますね。ティツィアーノとはまた違ったアプローチで内面を描きだしているようですね。
本当に、ジョルジョーネの数々の謎が解けると、かなりすっきりするんですけれど。今後に期待したいです!
name:
email:
url:
comments:
■ Calendar
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< September 2010 >>
■ Profile
いくつになっても輝ける女性を目指して、日々奮闘中。
ショップでは、イタリアの品々に囲まれて、皆様のご来店お待ちしております♪


イタリアンセレクトショップ
BELLADONNA



黒猫のイタリア旅日記


■ Links