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お楽しみのイタリア雑誌&新聞
イタリアから空を飛んで、嬉しいお土産がたくさん届きました♪
ボローニャからのお便りに加え、カポディモンテ美術館展への出品のこともあり、今年はなんだかいつも以上にイタリアを近く感じます。日本にいながらにしてこうしてイタリアのものに触れられるのは本当に幸せ。いつも遠くで気にかけてくださる方に、心からの感謝を。

イタリアの雑誌 ベリタリア
お待ちかね?のイタリアの旅行雑誌【Bell’Italia】7&8月号
やっぱりこの時期は、ヴァカンス地の記事が多いようです。サルデーニャやシチリアなどの島々、コルティナやティラーノなどアルプスの山々の美しい景色満載です。この雑誌は写真が本当に見事なので、イタリア旅行の思い出にもお薦め。いつか行けるかなぁ、サルデーニャやドロミーティ。

そして新創刊の歴史雑誌【Civilta】7月号も。
レオナルド・ダ・ヴィンチに皇后テオドラ、ワーテルローの戦いなど、とにかく盛りだくさんの記事!写真が多いので楽しめそうです♪

世界最古の彩飾写本
そしてこちらも嬉しいイタリアの新聞。毎年、世界の美術展ランキングの記事をご紹介している【IL GIORNALE DELL'ARTE】(アート新聞)。
先日、『彩飾写本に魅せられて』という話を書きましたが、それに関連して今回の一面に、興味深い記事がありましたのでご紹介を。
(といってもかなりマニアックな記事なのですが...)

『これが世界最古の彩飾福音書』

修復を終えた、かなり時代を感じる福音書の写真が掲載されています。
これ、なんとアフリカ・エチオピアの標高2000m以上の山の中にある修道院で見つかった彩飾写本。最初、この彩飾本が作られた時代は紀元1100年に遡ると考えられていましたが、オックスフォードの炭素分析による研究で、その時代が紀元330年から650年の間、と早められました。

この最古の彩飾福音書には次のような伝説があるそうです。
494年、この彩飾本が見つかったエチオピアの修道院に、コンスタンティノープルから一人の僧がやってきました。そして普通なら何ヶ月、何年もかかる彩飾本の作成を、たった一日で仕上げてしまったそうです。それもなんと、わざわざ日没を一時間遅らせるという、神の助けを得て。キリスト教の奇跡のお話の一つですね。

とはいえ、真実は一人の僧がコツコツと描き上げたのだと思いますが、アフリカの2000m級の山の上の修道院で作られたなんて、ちょっと神秘的な彩飾本ですよね。この彩飾にはビザンチン風のデザインが見られることや、エジプトのコプト教の写本との類似も見られることから、中近東の芸術家がエチオピアで活動していたと考えられます。なかなか力強い色彩、そして野趣に富んだ描写と見受けられます。そして、この福音書の紙もやはり羊皮紙(Pergamena)。羊皮紙は本当に丈夫なんですね。少なくとも1500年以上の時を経てきたのに、色もとても鮮やかで。修復したとはいえ、保存状態が良く、アフリカ大陸へのキリスト教伝播の歴史を知る、貴重な一枚といえます。

当店の羊皮紙風ディプロマ紙、奇跡の伝説はないけれど、そのエレガントな美しさでは負けてません!皆さまのご来店をお待ちしております!

イタリアンセレクトショップBELLADONNA

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| Ayumi | イタリア関連書籍 | comments(1) | - |
【NOVECENTO】海の上のピアニストを読む
先日イタリアから届いた封書に、プレゼントとして入っていた一冊の本。
表紙に大型客船が描かれているその本のタイトルは、【NOVECENTO】

【NOVECENTO(海の上のピアニスト】
本を目にした瞬間、ティム・ロス演じる主人公が船の揺れに任せて、床を滑るピアノと一体となり音楽を紡ぎだす映画のシーンが甦った。あの映画を観たのはいつ頃?思い出せないほど遠い昔のように感じる...

その記憶のかなたにある映画は、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の1998年の作品、【海の上のピアニスト】(伊題”La leggenda del pianista sull'oceano”)。この本はその映画の元となったアレッサンドロ・バリッコ作のひとり芝居のためのモノーロゴ(moonologo 独演脚本)。早速本を開いてみたら、その美しい文章に夢中になり、一気に読み進めた。といっても、私のイタリア語のこと、全て理解出来るわけではない。でも辞書を引くことで、その語りを止めてしまうのがなんだかもったいなかった。彼は語る。船の上で生まれ、船の上で育ち、そして海の上でピアノを弾く一人の男のことを...

読み終えた今、現実から離れて余韻に浸る。もう一度あの映画を観たい、そしてこの脚本の演劇を観てみたい。では、いったい誰が演じる?これはとても難しい、この役を演じられる役者はきっとたいした役者に違いない。そんなことを考えながら、さてまた現実の世界へ戻るとしよう。


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| Ayumi | イタリア関連書籍 | comments(3) | - |
LIBRI PER RAGAZZI〜イタリアの絵本
先程帰宅してポストを開けると、イタリアの美しい記念切手が貼られた一通の封書が入っていました。いつも楽しみにしているイタリア・ボローニャからのお手紙です。しばし切手のデザインを堪能し、封を開けると...カラフルなイタリアンカラーが溢れんばかり!実はいつもショップのお客様用にと、楽しいデザインのセニャリーブロや、フライヤーを届けて頂くのですが、今回はいつも以上に楽しい絵柄が勢ぞろい。というのも、3月26日から3日間、ボローニャ絵本フェアが行われていたからのようです。

BOLOGNA CITTA DEI LIBRI PER RAGAZZI
こちらがその【BOLOGNA CITTA DEI LIBRI PER RAGAZZI】のフライヤー。
Bolibriのロゴがかわいい!このフライヤー、実は折り紙になっているのですよ。
ボローニャは毎年【ボローニャ国際絵本原画展】が行われる町。町の中心には絵本専門店もあり、なにかと絵本に縁のある(力を入れている)町のようです。

BOLOGNA CITTA DEI LIBRI PER RAGAZZI
こちらはボローニャ旧市街の地図。これはこの地図に載っている各施設にパネルが置かれていて、擬似で身を隠した動物たちを探し出すというちょっとした宝探しイベント。町全体で楽しむってスゴイ!「探せば見つかる?」楽しそうですね♪
他にもたくさんのイベントが開催されたようです。このブックフェアのサイトを見ると、日本人では造本作家・デザイナーである駒形克己さんが、イベントの主役の一人として参加なさっていたようです。

BOLOGNA CITTA DEI LIBRI PER RAGAZZI
こちらが今回送って頂いた、このイベント関連のフライヤー。いつも当ショップの絵本をご購入いただいた際、絵本に添えてお送りし、ご好評いただいておりますので、お好きな方はご注文の際に是非お申し付け下さいませ。
イタリアの楽しい絵本に囲まれて、皆様のご来店をお待ち申し上げております猫

ショップのイタリア語絵本コーナー


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イタリアの歴史を垣間見る
今読んでいる本は、塩野七生氏のローマ、そしてフィレンツェの歴史を書いた2冊と坂本鉄男氏のイタリア歴史を旅する作品。

塩野氏の本はかなり読んでいるつもりでしたが、長編作品は未読のものが多いので、先日まとめて入手しました。欲張りな私は興味があちこちに飛んでは、数冊の本を並行して読んでしまうという悪い癖があります。

上記の3冊、文庫本の『ローマ人の物語』を通勤中に、分厚くて重い『わが友マキアヴェッリ』を就寝前に、短編集の『イタリア 歴史の旅』は入浴中に、と心はローマへ行ったり、フィレンツェに飛んで行ったり、マントヴァやウルビーノなど小都市を巡ったり。

マントヴァ・テ宮殿
『和伊辞典』の著者である坂本鉄男氏の『イタリア 歴史の旅』は、ローマに住む氏が自身の旅の体験を通して、イタリアの歴史に触れるもの。ウルビーノやヴェローナ、アッシージなど小都市を紹介しているのが嬉しい。学者である著者が書く歴史は知的でいて、堅苦しいところがなくとても親しみやすい文章です。そしてまた、自分の旅を思い出しては懐かしく思います。

フィレンツェ・ヴェッキオ宮殿
『わが友マキアヴェッリ』の時代は、ルネッサンス美術を通して多少馴染みがあり、メディチ家がフィレンツェの町に刻んだ歴史と文化は興味がつきることがありません。またそれを塩野氏ならではの、冷静でいて並々ならぬ情熱を注いだ文章を通して知るのは面白い。でもやはり登場人物の多さ、複雑さには頭がこんがらがります。

フォロ・ロマーノの眺め
そして『ローマ人の物語』。こちらは文庫本のまだ1冊目なのですが、私が知る古代ローマは、ロムルスとレムルス、ユリウス・カエサル、アウグストゥスなど、その辺りの超有名な人物にまつわる伝説や歴史くらいのもの。
それがこの本を読み進めると、これまで”なんとなく”知っていたロムルスとレムルスの伝説や、『サビーニ族の女たちの強奪』が起こった理由、貞淑な妻ルクレツィアの自害の結果、そして七つの丘から広がっていったローマの町の形成など、1巻目にしてなるほど!と思うことしきりです。

詳細に調べ上げ、緻密に書かれた氏の作品は大変説得力があって、主観もおおいにあることを加味しても、思わずきっとそうだったに違いないと納得させるのはさすがです。やはり歴史に関心を持ち、楽しむには、深い洞察力と豊かな想像力、そして遥か昔の人物を血の通った人間として捉える力が不可欠なのだろう、と氏の文章を読んで改めて感じます。

ただ、塩野氏の2冊は出発までに全て読みきることは難しそう。
でももうすぐイタリアへ向かうのですから、彼らの残した足跡を、今なお放つ圧倒的な存在感を、そして歴史を経て今を生きる現代のイタリアを垣間見られることがなにより楽しみです。


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| Ayumi | イタリア関連書籍 | comments(5) | - |
イタリア旅行雑誌『Bell’Italia』
イタリアへ行くと、欠かさず買って帰るものが、イタリア国内旅行雑誌『Bell’Italia』
でも今回はどうやら新しい号の発売直前だったようで、前号も新号も見当たらず、とても残念に思っていました。ですが、ボローニャから持たせて頂いたお土産の中に前号が入っていて、しかもヴェネツィア特集!それはもう喜んで、むさぼるように読みました。
そして、今日さらに...新号を送って頂きました!

『Bell’Italia』ベッリターリア
包みを開けた瞬間、なんだか分からないけど涙が出そうで。
イタリアを思い出したからか、送って頂いたのが嬉しかったからか...きっと両方でしょう。(あぁ、また何かしでかしそうです、わたし)
今月号はスポレート特集。そして先日イタリア・アブルッツォ州を襲った地震で、被害の大きかったラクイラの被災前の特集も。

イタリアへ行かれた方なら、Edicola(エディーコラ・新聞雑誌スタンド)にこの雑誌が並んでいるのをご覧になったことがあるかと思います。月刊のイタリア国内旅行雑誌で、雑誌名”美しきイタリア”の通り、とっても美しい写真が多数掲載されています。聞いた話によると、小さな町でも、3日間以上かけて取材撮影するとか。きっと厳選した写真を載せているのでしょうが、まれに実物以上に美しい〜なんて思うこともあったり。
とっても見ごたえのある雑誌なので、皆さんもイタリアへ行かれた際は、是非旅の記念に!


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| Ayumi | イタリア関連書籍 | comments(6) | - |
ラベルで楽しむヴィーニ・イタリアーニ
以前、古書店で面白いイタリアの本を見つけました。
『I Grandi Vini Italiani』

【I Grandi Vini Italiani】
1986年出版のこの本、かなり日焼けしていい味わいになっていますが...
ちなみに当時のお値段は、25000リラ。
この本にはイタリア全土のワインが州別にリストアップされているのですが、同時にそれぞれのヴィーノのetichetta(ラベル)が載せられていて、様々なデザインを楽しめるのです。ヴィーノは大好き、でも通とはとても言えない私は、ラベルのデザインに惹かれて、ヴィーノを選んでしまうことも少なくないのです。

一番多いのはヴィッラや紋章を印刷したものですが、他にも意匠を凝らしたラベルもたくさんあり、色々ご紹介したい所ですが、私の趣味の美術にこだわって...

【I Grandi Vini Italiani】
これはティツィアーノの作品『教皇パウルス三世とその息子たちの肖像』をラベルに使ったもの。あ〜、これは見つけたら絶対買っちゃうだろうなぁ
そしてこちらはお馴染みのキャンティ・クラッシコから。

【I Grandi Vini Italiani】
シエナのプッブリコ宮にあるシモーネ・マルティーニの作品から、『グイード・リッチョ・ダ・フォリアーノの肖像』。この絵も大好きです。
また、ラベルと同じく興味深いのが挿絵。

【I Grandi Vini Italiani】
昔の葡萄の収穫、ヴィーノ造りの風景がなかなか面白い。
また宮廷でのヴィーノの楽しみ方、庶民がヴィーノを楽しむ様子なども描かれています。

【I Grandi Vini Italiani】

Vinoを楽しみつつ、本を眺め、イタリアに思いを馳せる。
なかなかオツなんもんです 猫
| Ayumi | イタリア関連書籍 | comments(3) | - |
La musica Italiana♪♪イタリア音楽を楽しむ
今回はめずらしく音楽話を...
といっても語るほど音楽の知識はないので、最近買ったCDの話です。

実はわたし、CDショップが苦手...
あのずらりとならんだたくさんのCDの棚から、お目当てのを探すのが面倒で。
あんましジャンル分けもわかってないので、ロックとポップスってどうちゃうんやろ〜?なんて思ってあちこち探したり。なので、よっぽどこれ欲しいと決めないと買いに行かない。
本屋さんだとそんなん思わないのは、好きの度合いが違うからかしら??

前回のイタリアでは一枚だけ、CELENTANO 『DORMI AMORE』を購入。

CELENTANO『DORMI AMORE』
ラジオで聞いて、かっこいい!と思った曲『DORMI AMORE』
イタリアのCDショップでは見つけるのはなおさら大変で、他にも欲しいのがあったけどもうこれ一枚でいいやっとあきらめ。。。
このCD、オヤジの魅力たっぷりでかなりいいです。渋いぞっ!CELENTANO!
(勝手におじさんだと決め付けたけど、違うかったらゴメンなさい)

そしておとつい購入したのが、こちらもラジオで聞いてその魅力的な声に惚れた
FRANCESCO RENGA 『FRANCESCO RENGA

FRANCESCO RENGA『FRANCESCO RENGA』
やっぱりい〜い声です♪男っぽいけど、ちょっと甘さもあってホント魅力的。

そしてもう一枚、RENGAと併せてちょっと試しにと買ってみたら、これがはまった!
PAOLO VALLESI 『BEST OF PAOLO VALLESI』

PAOLO VALLESI『BEST OF PAOLO VALLESI』
何だかじんわ〜りと胸にしみわたるような、ステキな曲がいっぱいつまってました。
特に”La forza della vita”は何度もリピート。
久々に、新しく3枚CD購入。しばらくイタリア音楽を楽しめそうです〜猫

ちなみに私の日本でのCD購入先はイタリア雑貨trentaさん。
オーナーzunkoさんのお勧めはいつもはずれなし!CD
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【Gatti nell'Arte】アートの中の猫たち
先日イタリアで購入した本。
【Gatti nell’Arte】 Stefano Zuffi

【Gatti nell'Arte】
イタリアへ行く前に、3月の新刊でこんなのがあるよと教えて頂いたのがこの本。
これはまさに私が欲しいと思っていた、絵画の中の猫を集めた本じゃぁないですか!!
っというわけで、ローマの大型書店を探し回って見つけました。

価格は29.90ユーロ、日本円にして5000円ほど。
なかなかのお値段ですが、十分値打ちあり。
かなり重たいこの本、頑張ってイタリアより持ち帰りました。
これがもうかわいくてかわいくて。。。これこそ私が求めていた本猫

どんな作品が載っているのか、ちょこっとだけ、初めと終わりをご紹介。
かなり分厚い本ゆえ、スキャンせず写真に撮りました。見ずらいかと思いますがお許しを。
始まりは古代エジプトのパピルスに描かれた猫。
学生の頃エジプトにはまって通った私、古代エジプト美術も好きなんだなぁ。

『Papiro satirico,particolare con il gatto che conduce le anatre』
(大英博物館,ロンドン)

Gatti nella’Arte【IL GATTO CHE CONDUCE LE ANATRE】
カモの家族を導く猫、なかなか愉快な描写♪
前後には羊飼いをする狼、ロバのミイラを作るライオンが描かれた戯画。
古代エジプト人ってけっこうユニーク?あるいは皮肉屋なんかな!?

最後の作品はパブロ・ピカソの野生の本性むき出しのこわ〜い猫。

『Gatto che divora un uccello』
(Victor W.Ganzコレクション,ニューヨーク)

Gatti nella’Arte【GATTO CHE DIVORA UN UCCELLO】
鳥を喰らう猫、これは一度見たら忘れられないすごい表現!
「この題材がわたしに取り付いて離れないんだ、何故だかわからないけど」と、語るピカソ。
私もこの絵に取り付かれそう...

この2作品はそれぞれ紀元前1100年と現代1939年のもの。
その間約3000年、その間にアートに登場した猫たち。
これから少しずつご紹介をしていきたいなぁと思っております〜猫
| Ayumi | イタリア関連書籍 | comments(2) | - |
アレッサンドロ・マンゾーニ『いいなづけ』
アレッサンドロ・マンゾーニ作 『いいなづけ』(婚約者)
<Aressandoro Manzoni 『I Promessi Sposi』>
以前から読んでみたかったイタリア歴史小説の傑作を、やっと読むことができました。

アレッサンドロ・マンゾーニ『いいなづけ』
以下は著者であるマンゾーニの紹介文を引用。

アレッサンドロ・マンゾーニ(1785‐1873年)
「19世紀イタリア最大の国民作家。ミラノの貴族出身。
1827年発表の『いいなづけ―17世紀ミラーノの物語』は、近代イタリア語の規範を作ったとされる。1860年上院議員となり、イタリア統一の精神的指導者として国民的尊敬を受けた。」

ストーリーを究極に簡潔にいうと、ある若い善良な恋人たちが、運命に翻弄されつつも苦難を乗り越え結ばれる物語。
私が興味深く感じたのは、やはりイタリアの歴史、そして当時の人々の暮らしや宗教観。
舞台はこの小説が書かれたころよりさらに200年遡った17世紀、当時起こった飢饉や戦争、そして凄惨を極めたペストの猛威を、冷静にそして克明に書き記しています。
マンゾーニの、悲惨な出来事を記しつつも軽快でやや皮肉のこもった文章はまったく飽きることがなく、最初はなかなかのボリュームと思ったこの本も一気に読み終えました。(日本語訳もとてもいいのです)
執拗なまでの人物描写、心理描写、そして風景描写によって(挿絵も素晴らしい)、まるで舞台を観ているかのように物語を実感することができます。

昨年訪れたミラノにあるアンブロジアーナ絵画館。鑑賞後にガイドブックを買い求めました。帰国後読んでみると、この絵画館を創設したフェデリコ・ボッロメオ枢機卿<Federico Borromeo>がこの『いいなづけ』に登場すると紹介されていたので、これを機会に読んでみたわけです。

フェデリコ・ボッロメオ大司教
文中ボッロメオ枢機卿は、大変徳のある聖職者として書かれています。
彼は1607年に私財で現在のアンブロジアーナ絵画館である図書館を設立、世界最初の公共図書館の一つとして開館されました。1618年には貴重な絵画のコレクションの寄贈によって絵画館も開かれました。
作中、稀代の悪党がこの枢機卿と出会う事で改心する場面などは、まっさか〜と思いながらも感動したり。また、当時まだ建設中のミラノのドゥオモや舞台として登場するマントヴァ、ベルガモ、モンツァ、レッコといった土地もちょっと身近に感じたり。
ダンテと並び評されるマンゾーニの『いいなづけ』
イタリア好き、歴史好き、文学好きにはたまらない一冊なのでした猫
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『旅ボン イタリア編』ボンボヤージュ
昨年12月、イタリア一人旅を満喫中に、日本の家族から届いた以下のメール。
『あのお店も食べに行きたい!教会めぐりもしたい!
(今、ボンボヤージュ イタリア編というコミックを読んだので、そののりで)』


???...ボンボヤージュって?

帰国後、私と同じくイタリア好きの母が、この本何度読んでも面白いねんと
みせてくれたのがこの本。
『旅ボン イタリア編』 ボンボヤージュ著 ゴマブックス 

『旅ボン イタリア編』ボンボヤージュ
早速わたしも読んでみたら、これはおもしろ〜い♪
自称引きこもり(!?)のイラストレーター、ボンボヤージュさんが出版社の企画で
初めての海外、しかもイタリアを訪れた体験をイラストで綴った本なんです。
なんとボンさん、ご自分を猫の姿で描いてるんですよね♪
これもまた可愛い面白いなのです猫

初めての海外旅行、イタリア10日間の旅。
準備のパスポートを取る段階から笑わせてくれます。
持っていく荷物、そう!私も最初の時はレトルトのお味噌汁持って行ったよなぁと思い出しました。ボンさん一行はなかなか良いホテルに泊まられたようで、五つ星でウェルカムシャンパンが出てきたようです☆
そして途中ホームシックになる姿はなんとも言えない哀愁が漂い、これまた面白いのです。

初めて訪れる異国で驚きと感動の連続...
私も初めてイタリアを訪れたときは本当にそうだった(今でも感動の連続ですが)
目にするもの全てが新しく、毎日遺跡や教会、美術館を巡ってはあまりの素晴らしさ、壮大さに圧倒される毎日。些細なことで驚いたり嬉しくなったり、怒ってみたり。
そして私がイタリア好きになったきっかけは、やはりヴァラエティにとんだイタリア料理♪
初めてお皿からはみ出した大きなPizzaを目にして驚き、それをまた一人でペロリと食べてしまったのに再び驚いたり...
今ではそれに加えて、イタリア美術にもすっかりはまってしまったわけですが、
とにかく魅力たっぷりのイタリア、この本はそんなイタリアを新鮮な感動で楽しめる一冊。
読み終わると、再び読み始めてしまう楽しいイタリア体験記なのです。

そして、この本をすすめてくれた実家の母が来月イタリアへ行くことに飛行機
特にここ最近訪れていないローマにも行くのがとってもうらやましく、
今度は私が『いいなぁ、私も行きた〜い!』を連発しております猫
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死ぬまでには行きたいイタリア!
こんな本を見つけました。
『死ぬまでに一度は行きたい世界の1000ヶ所 − ヨーロッパ編』
パトリシア・シュルツ著  イースト・プレス出版

『死ぬまでに一度は行きたい世界の1000ヶ所−ヨーロッパ編』

はじめにを読むと、アメリカの小説家で旅行家のマーク・トゥエインと血のつながりがある(らしい)旅行ライターの著者が、「地球のもつ不思議な力、美しさ、神秘性、偉大さなどを感じさせること」を基準に選んだ世界ガイドブックシリーズです。
まずイタリアの項では62ヶ所、私がまだ訪れたことのない南イタリアはアルベロベッロ、アマルフィ海岸、エトナ山から始まり、ナポリのスパッカナポリやローマのホテルハスラーなど具体的な名所、ホテルやリストランテなどが挙げられています。ここが入っていてこの場所は載ってないの?という個人的意見はありますが、タイトル通りやはりどこも一度は訪れてみたい場所ばかり。
ここで取り上げられているリストでいくと、私が訪れたのは12月に初めて訪れる”マントヴァのドゥカーレ宮殿””ウルビーノ”を入れて約1/3の26箇所。
多いとみるか少ないと見るか...
やはり南イタリアやウンブリア州はまだまだこれからといった感じです。
これがヨーロッパ全体で行くと約400箇所程がリストに挙がっていますが、訪れたのはわずかに1/10程度。

これから訪れてみたいと思ったのは、”サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂までの巡礼の道”をはじめ、”メスキータ”や”サグラダ・ファミリア”などスペインが多く、イタリアの次に行きたい国はやっぱりスペインかと改めて思いました。
でも私が一番訪れたいプラド美術館が載っていないのは意外!
他の国を見てみると、
  ・アイルランドのパブ
  ・ベルギーのノートルダム大聖堂
  ・ギリシャのアクロポリス
  ・オランダ デルフト
  ・ロシア・エルミタージュ美術館
などが行ってみたいところでしょうか。
この本には載っていないところでも、世界各国訪れてみたいところは数多くありますが、今のところ気持ちはイタリアでいっぱい!
でも一生かかっていつかこれらの土地を訪れることができたらいいなぁと思いながら、ぼんやりと眺めています。
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イタリアのレストラン 200の皿
本を読むことが大好きな私は図書館をよく利用します。今は多くの図書館でコンピュータによる検索ができるシステムを導入しているので、読みたい本や知りたい事柄も簡単に探せるようになりました。私が検索する関連キーワードはやっぱり《イタリア》。そしてこんな本が見つかりました読書
『イタリアのレストラン 200の皿』<Ristorante in Italia Specialite` 200>

『イタリアのレストラン 200の皿』<Ristorante in Italia Specialite` 200>

料理業界の専門誌、月刊専門料理(柴田書店)に掲載されたイタリアのレストランを編集し、2001年に発行されたものです。
イタリア現地の一流レストランお薦めの一品を掲載した一冊。
さすがリストランテ、手の込んだお料理の写真(レシピも有)は見た目に美しく、今すぐイタリアに飛んでいって食べた〜い!6年前に出版された本なので、情報としてはやや古くなるかもしれませんが、掲載レストランの詳細も書かれています。

『イタリアのレストラン 200の皿』

また料理名はイタリア語でも書かれているので、レストランでメニューを見るときの参考にもなりそうディナーそして広告がさすが業務用専門誌、イタリア料理店用の食材、調理機器、そしてピザ用の釜まで掲載されていて、これがなかなか見ていて楽しいんですよ♪
| Ayumi | イタリア関連書籍 | comments(0) | - |
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