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『THE ハプスブルク』へ行ってきました
京都国立博物館で行われている『THE ハプスブルク』の美術展に行ってまいりました。
平日だったためか、さほど混雑もしておらず、じっくりと好きな作品を観ることができました。展示絵画についてはゆっくり書きたいと思いますので、今回は取り急ぎの感想文です。

『THE ハプスブルク展』京都国立博物館
『THE ハプスブルク展』京都国立博物館
会期 2010年1月6日〜3月14日

昨年、東京の国立新美術館で始まったこの展覧会、ようやく関西へやってきました。2009年、日本とオーストリア・ハンガリー二重帝国国交140周年を記念して行われたこの美術展。ウィーン美術史美術館とハンガリーのブダペスト国立西洋美術館からの出展です。

『日本オーストリア交流年2009』記念切手
こちらはその140周年記念切手、結構お気に入り&好評です。

この2つの美術館に収蔵された美術品を収集・所蔵したのが、かのハプスブルク家。私はあまりこの帝国に詳しくないので詳細は書けませんが、彼らは主に完成されたもの、成熟したものを好んだそうです。ゆえに、初期イタリアルネッサンス絵画への関心は薄く、主に盛期〜後期ルネッサンス絵画、そしてヴェネツィア派絵画、フランドル絵画、バロック絵画を愛好したといいます。

私がウィーンを訪れたのはかれこれ十数年前。当時は今のように美術に関心もなく、美術史美術館では有名なブリューゲルの『バベルの塔』、そしてクリムト絵画を観て満足したことを覚えています。後になって、そのヴェネツィア派絵画の充実振りに気づき、今は是非再訪をと願っています。そして、今回の展覧会にはティツィアーノ4点を含む、イタリア絵画27点が出展されていて、大変満足。このセクションだけでかなり楽しめました。

やはり一番嬉しかったのが、以前我がブログで取り上げたティツィアーノ作【イザベッラ・デステの肖像画】が観られたこと。予備知識なしで訪れたので、わぁ、これも来ていたの!と驚き、嬉しくなりました。ブログとはいえ、やはり書くには色々調べるわけで、自然とその絵に愛着がわくようです。そしてもう一つ、ジョルジョーネの作品が2点。抑えた色調の人物像の中に漂う叙情性、これは驚異的です。

ジョルジョーネ【フランチェスコ・マリア・デッラ・ローヴェレの肖像】
ジョルジョーネ【フランチェスコ・マリア・デッラ・ローヴェレの肖像】

しつこいようですが、生地カステル・フランコで行われている『ジョルジョーネ展』、ほんまに行きたかった!!

絵画のお話は次回にするとして、今回工芸品で素晴らしいものがいくつか展示されていました。その中でも【シャーベット用センターサービス】は、淡い紫色の貝殻のカメオ細工が美しい、とても繊細な作品で、「これ欲しい!」を連発。他の女性陣からも「ステキ〜!」の声が聞かれ、本展の目玉の一つのようです。
もう一つ、【浮彫象嵌細工の掛時計】。銀や貴石をふんだんに使用した豪華な作品ですが、鳥や果物をあしらった意匠がなんとも愛らしく色彩に溢れ、こちらも欲しい!を連発(思うだけですので、お許し下さい!)たっぷり目の保養が出来ました。

『THE ハプスブルク展』京都国立博物館
今回は初めて観る寓意や神話を題材にしたものがいくつかあり、意味を知りたかったので久しぶりに図録を購入しました。昨年のイタリアで美術三昧したはずなのに、すでに西洋絵画に飢えている私。むさぼるように読んでおります。


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| Ayumi | イタリア美術 | comments(0) | - |
ビンに詰まったイタリアの美味
食いしん坊な私はイタリアへ行く度、ここぞとばかりにイタリア食材を持ち帰ります。
最近欠かさず購入するのが、この詰め物にしたペペロンチーノのオイル漬け。

ペペロンチーニの瓶詰め
よく見かけるのは、トンノ(まぐろ)を詰めたものですが、こちらはローマの有名食料品店カストローニで購入した、辛い料理で有名なカラブリア製の、丸ごとピッカンテなペペロンチーノです。試すのがちょっと怖い?

Peperoncini Farcini con Capperi e Acciughe
こちらは珍しいカッペリ(ケッパー)とアッチューゲ(アンチョビ)を詰めたもの。
程よい辛さにワインがすすむ、すすむ。最近ではスーパーでも見かけるようになったので、お土産にもお薦めです。カルチョーフィやフンギの瓶オイル漬けは、今では日本でもよく売っていますが、これはあまり見かけないかな?


そして、イタリア料理に欠かせないのがオリーヴオイル。我が家のオリーヴオイルの使用量はかなりのもので、いつも5リットルのオイル缶を購入しています。たくさんの種類があるオイルの中でもピリっと辛味を感じるのが好きなのですが、先日リンク頂いているイタリア雑貨のアニマータさんが扱ってらっしゃるオイルに、まさにその文字を見つけて注文しました。

オーリオ・エクストラ・ヴェルジーネ・ディ・オリーヴァ
これがもう私好みの味で!売り切れないうちにと、すぐさま追加注文。
これでバゲット1本、ペロっと食べられちゃうからすごい!

オーリオ・エクストラ・ヴェルジーネ・ディ・オリーヴァ
他には豆食いのトスカーナ風に、付け合せの各種豆にかけたり、カルパッチョにかけたりと、その風味を楽しんでいます。これをかけるとオイルが主役で、食材が脇役になっちゃうほど濃厚なんです。


そして締めはこちら。
イタリアのマンマお手製、いちじくのマルメッラータ(ジャム)。

お手製いちじくのジャム
昨年11月、ボローニャを発つ際に持たせて頂いたこのジャム。帰国後すぐに開けたいのを我慢して、お正月の宴会で皆で賞味しました。もう思わずほおが緩む濃厚な甘さ...この潔いしっかりとした甘みは日本ではなかなか味わえない。以前イタリア在住の方から、イタリアのマンマでも今はそんな手作りしている人なんて少ないよ〜と聞きましたが、こんなに美味しいジャムを作るマンマがちゃんといるんだよ〜と私が自慢したくなります。
この貴重ないちじくのジャム、大切に主にチーズと合わせて頂きました。


とまあ、美味しいものは瓶詰めされたものが多くって、持って帰るのが大変!それでも頑張って持ち帰るだけの価値はあるのです。でもワインだけはやっぱり現地で味わいたい...。あぁ、早く行きたいなぁ、イタリア。


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| Ayumi | イタリア料理&食材 | comments(7) | - |
最も偉大なイタリア人は?
この時期は何かと忙しく、なかなかブログ更新もままなりませぬ...それでも、イタリアと美術のことは常に頭から離れず。焦らずぼちぼちと書いていきたいと思います。
そういえば、昨年11月のイタリアで訪れた展覧会の記事も書けないまま、どんどん日は過ぎ、ほとんどが終了してしまいました。ちなみに訪れたのは、以下の3つ。

・【FUTURISMO】 未来派展 (マニャーニ・ロッカ)
・【MICHELANGELO ARCHITETTO A ROMA】
  ミケランジェロ〜ローマの建築展 (ローマ・カピトリーニ美術館)
・【IL POTERE E LA GRAZIA】
  権力と恩寵〜ヨーロッパの守護聖人展 (ローマ・ヴェネツィア宮殿)

特に、ヴェネツィア宮殿のモストラは大変素晴らしかったので、今月終了してしまいましたが、おいおい書いてみたいと思います。
ところで、イタリアでこんなフリーペーパーを見つけたので持ち帰りました。

【Grandi mostre】
【Grandi mostre】
イタリアの展覧会情報を集めた小冊子で、表紙は現在カステル・フランコで開催中の『ジョルジョーネ展』から。こちらも大変評判が良く、行ってみたいのですが、残念。この冊子の記事に美術に関するアンケート結果が掲載されていましたので、少しご紹介を。

【Grandi mostre】

歴史上、最も偉大な芸術家はだれ?

  1位 ミケランジェロ・ブオナローティ
  2位 カラヴァッジョ
  3位 レオナルド・ダ・ヴィンチ
  4位 ピエロ・デッラ・フランチェスカ
  5位 マルセル・デュシャン
  6位 パブロ・ピカソ
  7位 ラファエッロ・サンツィオ
  8位 ティツィアーノ・ヴェッチェッリオ
  9位 ポール・セザンヌ
 10位 ディエゴ・ベラスケス

1位はやはりミケランジェロ、これは文句なく賛成です。
私的には、続く2位はティツィアーノ、3位は...ジョット、ピエロ、フラ・アンジェリコ、ecc...順位は点け難いですね。


今だ過小評価されている人物は?

  1位 ロレンツォ・ロット
  2位 ピエト・モンドリアン
  3位 ロッソ・フィオレンティーノ
  4位 パオロ・ウッチェッロ
  5位 アルブレヒト・デューラー
  6位 サルバドール・ダリ
  7位 ジョルジョーネ
  8位 ヤン・ファン・エイク
  9位 エル・グレコ
 10位 カルパッチョ

これも1位は大大賛成。今ティツィアーノと並ぶくらい好きなロレンツォ・ロット。彼の作品は意味深で、遊び心があって大好きです。でも日本での知名度は意外と低いような?


あなたの好きな美術館は?

  1位 ウッフィッツィ美術館(フィレンツェ)
  2位 トレント・ロヴェレート近現代美術館(トレント)
  3位 ヴァチカン博物館(ヴァチカン市国)
  4位 アッカデミア美術館(ヴェネツィア)
  5位 ブレラ絵画館(ミラノ)
  6位 エジプト博物館(トリノ)
  7位 ドゥカーレ宮殿(マントヴァ)
  8位 カポディモンテ美術館(ナポリ)
  9位 ナポリ考古学博物館(ナポリ)
 10位 国立近現代美術館(ローマ)

これも迷います。ですが、ウッフィッツィ美術館は絵画の時代を経て変容する様が、非常にわかり易く展示されていますし、所蔵している絵画も素晴らしい一級品ばかり。やっぱりひとつ選ぶならここかな。見事な彫刻を納めたバルジェッロ博物館(フィレンツェ)も捨てがたいのですが。

また、先日17日、イタリアの新聞Corriere della Seraのサイト記事を見て、RAI(イタリア国営放送)が視聴者からとった以下の投票結果に驚きました。

最も偉大なイタリア人は?

  1位 ラウラ・パウジーニ
  2位 ミーナ
  3位 レオナルド・ダ・ヴィンチ
  4位 ファルコーネとボルセッリーノ
  5位 アンナ・マニャーニ
  6位 マッシモ・トロイージ
  7位 トト
  8位 ダンテ・アリギエーリ
  9位 ガリレオ・ガリレイ
 10位 ヴァレンティノ・ロッシ

歌手のラウラ・パウジーニが、全体の40%以上の投票でダントツ1位。
偉大...なのかしら。いえ、嫌いではないんですけど。
テレビの視聴者投票ゆえの結果なのかな?こちらも興味深いアンケートでした。


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| Ayumi | イタリア美術 | comments(6) | - |
Uno、百面相?
我が家の猫 UNO
我がショップの看板猫Uno君は、現在2歳と3ヶ月になるスコティッシュ・フォールドの男の子です。額の模様がトレードマーク、早乙女主水之介みたいでしょ?



我が家の猫 UNO
彼のお気に入りは、この赤いリボン。Uno、顔に似合わず力が強いんです。
『もぉ〜!ボクのリボン返してよ〜〜』



我が家の猫 UNO
『ふぁ〜〜、遊びつかれた!』



我が家の猫 UNO
『えっ!?なんか付いてる?』



我が家の猫 UNO
『好物のミルクをちょいと一杯ね。うぃ〜〜♪』



我が家の猫 UNO
『ボクが破いたところ、地図で隠したりして!?ムダだよ〜』

和室への襖、年末に張り替えようかと思ったけれど、どうせね〜...
猫と一緒に住むならこれは覚悟の上、致し方ないです(涙)。
今回は親バカならぬ猫バカ丸出しブログ、ご覧頂きありがとうございました!

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| Ayumi | 我が家の猫 ”Uno” | comments(10) | - |
阪神淡路大震災から15年
今年の1月17日は阪神淡路大震災が起きてから、ちょうど15年。
当時まだ学生だった私には、もう15年も経ったのかという感じがします。でも、未明の突然の大きな揺れに飛び起き、TV速報を見つめながら、島や実家へつながらぬ電話をかけ続けたあの時の気持ちは今も忘れられません。

そして昨年4月のイタリア・アブルッツォの地震もまだ記憶に新しい中、先日ハイチで未曾有の大地震が起こってしまいました。現在、治安は悪化し、物資不足は深刻と聞きます。この国はいったいどうなってしまうのでしょうか?
昨日、日本の国際緊急援助隊医療チームが、ハイチに向けて出発したというニュースを聞きました。他にも日本から救援のために現地に向われているようです。被害がこれ以上広がらないことを祈るとともに、この混乱の中、各国の救援隊の皆さんが無事に救援活動を終えられることを心から願います。


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| Ayumi | 日常のこと | comments(6) | - |
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